【HSP/アダルトチルドレン】圧倒されて動けない…そんな時の心がラクになる進め方


こんにちは!
 「過剰な気遣い」を手放して、あなたらしく輝く毎日へ”
新しい自分に生まれ変わるカウンセリング

心理カウンセラーの栗山ひなたです(^^)/


新しいことや膨大な作業に、圧倒されて動けなくなる…
そんな経験ありませんか?




「新しいことを覚えなきゃ」
「やらなきゃいけないことが山ほどある」
そう思った瞬間、胸がギュッと締めつけられて、何から手をつけたらいいのかわからなくなる…。


頭の中は「やらなきゃ」でいっぱいなのに、体が動かない。焦りばかりが膨らんで、気づけば茫然としてしまう…。


まず、お伝えしたいのは——
これは能力ややる気の問題ではありません。あなたが弱いわけでもありません。
脳と心が、あなたを守ろうとしている反応なんです。

こんなお悩みありませんか?

✔  新しいことを覚えるたびに焦ってしまう
✔ 周りはどんどん進んでいる気がして、置いていかれそうで不安になる
✔ やらなきゃいけないことが多すぎて、何から手をつけたらいいかわからない
✔ 気づけばぼーっとして、時間だけが過ぎていく


もし一つでも心当たりがあれば、今日の内容はきっと心を軽くするヒントになると思います。

圧倒感は、あなたができないから起こるのではありません。

脳と心が、「危険かもしれない」とあなたを守るためにブレーキをかけているだけです。 だから、自分を責める必要はありません。

まずはその反応を落ち着けて、安心を取り戻すこと。

そして、小さな一歩から進めば、自然と前に進めるようになります。



HSPやACの方が圧倒されやすいのには、ちゃんと理由があります。


① 幼少期の経験が「できない=危険」を植え付けている

子どものころ、

「ちゃんとやらないと怒られた」
「間違えると責められた」
「できないとがっかりされた」


そんな経験はありませんか?


こうした積み重ねは、心の奥に「できない=危険」「できていない自分=価値がない」という信念を根づかせます。
大人になって新しいことに直面したとき、頭では「ただの学び」とわかっていても、心は「また責められるかもしれない」という緊張モードに入ってしまうのです。


②小さな疑問が、脳の中で枝分かれし続ける

HSPの脳は、外からの刺激や情報を深く処理します。
そのため、一つの疑問や新しい言葉に出会った時、それが単なる一つの情報で終わらず、関連する考えや記憶が次々と枝分かれします。


たとえば研修や勉強会で新しい専門用語をひとつ耳にすると、

→ 意味がよくわからない
→ その前提も知らなきゃいけない
→ 関連の知識や別の作業も必要かもしれない

…と、頭の中でどんどん扉が開き、終わりが見えない感覚に陥ります。




この連想の深さ自体はHSPさんの強みでもありますが、プレッシャーが強い場面では圧倒感として現れやすくなるのです。


③ 完璧主義がタスクを“膨大”に感じさせる

ACやHSPの方は真面目で責任感が強く、「全部ちゃんとやらなきゃ」という思考が働きやすい傾向があります。

そのため、目の前の課題を“小さな一つ”として扱う前に、“全体”を抱えてしまうことが多いのです。


結果として、
・実際以上にタスクが膨大に感じられる
・優先順位がつけられず混乱する
という流れに陥りやすくなります。

看護師Aさんのケース

看護師として働くAさん(30代後半・女性)。
ある日、病棟で新しい看護記録システムが導入されることになりました。



研修が始まると、スクリーンには見慣れない専門用語や新しい手順が次々と出てきます。
同僚たちはうなずきながらメモを取り、質問もスムーズです。そんな光景を見ながら、Aさんの胸に焦りがこみあげます。
「みんな、理解してる…私だけ遅れてない?」




新しい用語が一つ出るたびに、頭の中では疑問が枝分かれします。
「この言葉、意味がわからない…」
「これを理解するには、前提も知らなきゃ…」



知らないことがどんどん広がって、「知らないことの山」が果てしなく大きく感じられます。



そこから“不安”が広がります。
「全部覚えなきゃいけないんじゃ…」
「私だけ、全然追いつけてないかも」
過去に覚えが遅くて「大丈夫?」と聞かれた経験がよみがえり、胸がきゅっと締め付けられます。



不安が積み重なり、やがて“劣等感”が顔を出します。
「やっぱり私は覚えが悪い」
「他の人みたいにできない」
無意識に他人と比べ、自分を小さくしてしまいます。



そして、その劣等感は“無力感”へ変わります。
「頑張りたいのに頑張れない…」
やるべきことが膨大すぎて、何から手をつけたらいいかわからない。
頭は真っ白になり、ただ画面を見つめるだけの茫然とした時間が流れます。



——それでも。
Aさんの心の奥には、小さな灯がまだ残っていました。
それは“頑張りたい”という気持ち。
「私もできるようになりたい」
「理解したい」



Aさんは、全部を完璧に覚えようとするのをやめ、こう決めました。
「今日は基本操作だけ」
「わからないことは、一つだけ同僚に聞こう」



そうやって、一気にやろうとせず、小さな一歩に分けたことで、心は少しずつ落ち着きを取り戻します。
やがて、「あ、これは前もできた操作だ」と気づける瞬間が増え、自分のペースで新しいシステムに馴染んでいきました。

どうすれば圧倒感から抜け出せるの?

圧倒感から抜ける鍵は、“全部”ではなく安心と小さな一歩です。

① 安心をつくる

・深呼吸で体を落ち着かせる
・自分に「今は安全」と声をかける

脳の緊張を緩めることで、前頭葉が働き、冷静さが戻ります。


② ゴールを小さく分ける

・今日は用語を3つだけ覚える
・5分だけ試してみる

ゴールを“顕微鏡サイズ”に分けると、圧倒感が減り、達成感と安心感が積み重なります。


③ 「できない」ではなく「今は知らない」に書き換える

・「私はダメ」ではなく「成長途中」
・自分への声かけ例:「今は知らないけど、これから覚えていくところ」

まとめ

圧倒感は、能力不足や意志の弱さではなく、心と脳が安全を守ろうとする自然な反応です。

大事なのは、自分を責めず、安心できる形で小さな一歩を踏み出すこと

その一歩が、次の一歩につながります。

前に進むための一歩を踏み出してみませんか?


「圧倒されて動けないループから抜けたい」
「安心して少しずつ進める感覚を持ちたい」

ひなたカウンセリングルームでは、あなたのペースと心の安全を大切にしながら、前へ進むためのステップを一緒に歩んでいきます(^^)/



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