はじめまして
心理カウンセラーの栗山ひなたです。
精神科の看護師として15年以上、患者さんや職員へのこころのケアを行ってきました。
人に愛情を注ぐ一方で、 私自身はずっと弱い自分を受け入れられず苦しんできました。
そんな私がカウンセリングに出会い、 自分の弱さは最大の強みだと思えるようになり、人生が一変しました。
現在は、 自己肯定感の低さ、劣等感、コンプレックスなどを抱え、 人間関係の悩みや生きづらさを感じている方を中心にカウンセリングをさせていただいています。
私に興味を持っていただいた方は、ぜひ下記のプロフィールを読んでみてください。
母親に気に入られようと頑張った幼少期
会社員の父、専業主婦の母のもと、二人姉妹の長女として生まれました。
幼いころ、 妹は天真爛漫で両親や周囲の大人から可愛がられましたが、 私は人見知りで甘えるのが苦手でした。
大人からちやほやされる妹が羨ましかったです。
小学校に入学、 算数が得意だった私は、先生に褒められ、 友達からも「すごいね」と言ってもらえました。
「勉強を頑張れば自分も人から認められる」
参観日には一番に手をあげて発言しました。 漢字の練習を頑張って母に見せました。
結果は、 手のあげかたが悪いと注意され、「字が汚い」と言って怒られました。
いたずらをしても許される妹と、 「お姉ちゃんなんだから」と叱られる私・・・
「お母さん、私のことを嫌いにならないで」
私は、母に気に入られようと必死に頑張りました。
「失敗できない!」あがり症に悩んだ小学校高学年
小学校4年生ごろ 音楽のテストで一人ずつ皆の前で歌うことがありました。
私より前の順番の子が上手に歌って先生から褒められるのを見て、 失敗できないという気持ちから声が出ませんでした。
クラスのみんなが注目していると思うと、 恥ずかしくて首から顔まで真っ赤になりました。
それからというもの、 頑張りたい気持ちが強ければ強いほど人前で緊張するようになりました。 人目を気にせず無邪気に見える友人たちをいつも羨ましく感じていました。
内面の恐怖や羞恥心、緊張の一方で、 表面的には「物事に動じない自分」を演じていました。
「本当の自分はダメ」「自分の弱さを見せるのが怖い」
いつも内面を見られることへの不安がありました。
自分の弱さに直面し心が折れた中学時代
中学に入学後、ある日の休み時間、 同級生で同じ部活メンバーの一人から、 「前から思ってた、ムカつく」「調子に乗るな」といきなり机を蹴られました。
「えっ、何、どういうこと?」
意味が分からず、ただあまりの衝撃に動揺して涙が止まりませんでした。 「大丈夫?」と言ってくれる子がいましたが、反応できませんでした。
必死に取り繕い、動じない自分を演じていても、 否定的な言葉を浴びせられると簡単に心が折れてしまう。
何年もかけてこつこつ塗り固め守ってきたメッキがはがれるようでした。
「虐められる自分はダメな自分」後ろめたさと罪悪感でいっぱいになる
私の机を蹴った子は部活の中心メンバーでした。 それから部活の一部のメンバーから無視されたり、 聞こえるように陰口を言われたり、 練習中にボールを回してもらえなかったりしました。
私はそれでもいつものように平気を装っていました。 平気を装うことでなんとか自分を保っていたのです。
本当は部活を辞めたかったのですが、親に知られるのが怖かった。
「虐められる自分はダメな自分」「親に心配をかける自分はダメな自分」だと思っていました。
「何がいけなかったのか」「どうすればいいのか」わかりませんでした。 心の中は後ろめたさと罪悪感でいっぱいでした。
友達といても心から楽しめずしんどい、でも一人は寂しい。
穏やかな子たちのグループに入って、 嫌われないよう、自己主張せず、 適度に楽しく過ごすことを心掛けました。
「私はここにいてもいいの?」 劣等感が強まった看護学校時代
大学受験に失敗、併願していた看護学校に入学しました。 もともと看護に興味があったわけではなく、 母親の「資格があると強いから」の言葉で受けた看護学校でした。
入学後、やる気のある同級生に気持ちの上でついて行けない自分がいました。
「私はここにいてもいいのだろうか」
グループワークで意欲的に語る同級生の姿に焦りを感じました。 「私は自分の意見がない」「したいことがわからない」
自分が考えていなかったアイデアを言う子、 知らなかった情報を知っている子がいると、 みんなが自分より賢く見えました。 グループワークが苦手になりました。
自分の知っていることはみんなも知ってるにちがいない、 自分の考えていることなんて取るに足らないことだと思いました。
自分が発言する前から緊張で人の話が入ってきません。 自分の番になると頭が真っ白になって言葉が出なくなりました。
周りにどう思われるかばかりが気になっていました。
精神科病棟に入職 患者さんに寄り添う看護師でいたい
看護師として就職後は自信のなさを抱えながらも、 数年経つとなんとか人並に働くことができるようになりました。 その頃、精神科病棟に配属となりました。
気持ちの上での不自由さ生きづらさを抱えながら生きてきた私にとって、 心に不安や辛さを抱えた患者さんの存在が同士のように感じられました。
患者さんに励まされ癒される感覚がありました。 「患者さんに寄り添いたい」「共に悩み試行錯誤したい」「役に立ちたい 」 という思いが次第に強くなっていきました。
今の自分では足りない、看護師としてもっと力をつけたい、 そんな思いから大学院への進学を決意しました。
自分より優れているように見える同期の仲間 焦りでいっぱいだった大学院時代
大学院では同期の仲間たちが私より知識も行動力も優れているように見えて、 自分のできない部分にばかり目が向きました。 看護学校の頃に感じていた劣等感がよみがえり、 人前で自分の意見が言えなくなりました。
さらに新しい知識を学ぶことで、これまでの自分の無知を実感しました。
「学ばなければならないことがまだまだ沢山ある」
学ぶことの喜びよりも 焦りの方がどんどん強くなっていきました。
地元にUターン 上司の攻撃を受け無力な自分が情けなくなる
卒業後は精神科病院に再就職、 患者さんや職員へのメンタルヘルス相談を行いました。
数年後、家庭の都合で地元にUターン、 実家の近くの病院で働き始めました。
そこで自己愛の強い上司に理不尽なことをされたり、 人格を否定されるようなことを言われるなど攻撃の対象になりました。
上司の言葉に傷いても、何も言えない自分。 この上司に何を言っても通じないだろうという諦めもありました。
それよりも一番強い感情は、 そんな上司に心を揺さぶられる弱い自分、 この状況にうまく対処できない無力な自分への情けなさでした。
「こんな自分では同じことの繰り返し」 ゴールのない迷路の中にいた
これまで足りない自分を補い、自信をつけようと、頑張ってきました。 それでもやっぱり変われない、無力な自分に絶望しました。
そして、 「こんな自分には価値がない」と自分を否定し続けました。
「価値のない弱い自分を人に知られるのが怖い」
毎日憂鬱で眠れない日が続きましたが、職場や友人の前では平気を装っていました。
孤独の戦いの中で、 どんどん悪循環のループにはまり抜け出せなくなっている自分がいました。
「こんな自分ではだめだ」 「早く抜け出したい」 「なんとかしなければ」 「でも、どうしたらいいのかわからない」 「何をしてもどうせ変わらない」 「いっそ消えてしましたい」
もう限界でした。ゴールのない迷路の中にいるようでした。
「人の目を気にしたり振り回されるのではなく、自分の人生を生きたい」 心の奥ではそう願っている自分がいました。
「でも私には無理だ」 現実はとても難しいことのように感じられました。
カウンセリングと出会い安心感と希望をもらう コンプレックスを膨らませる人生だったと気づいた
それからは、 手あたり次第にメンタルヘルスや心理学の本を読みあさり、 心理系のセミナーにも参加しました。
「苦しみから抜け出すきっかけを掴みたい」 「何かしなければ何も変わらない」 決して前向きではなく、焦りと不安で何かをせずにはいられなかったのです。
そんな中、カウンセラー講座に出会いました。
カウンセリングとの出会いは、 道に迷っていた私に、 この道を進めばちゃんと行きたいところうにたどり着くという安心感と希望をくれました。
これまでの私は、
頑張らなければ自分は認められないと、ありのままの自分を否定してきました。 短所ばかりに目が向き、いつも焦りや不安がありました。 人からどう見られるかばかりが気になり、 自分が本当はどうしたいのかもわからなくなっていました。 失敗するのが怖くて、本来の自分の力を発揮できず、 コンプレックスをどんどん膨らませる人生でした。
カウンセリングは、そんな自分に気づかせてくれました。
弱さこそ最大の強みだった! 辛かった出来事に感謝の気持ちが湧いてきた
さらに収穫だったのは、短所は長所になるということを学んだことでした。 弱みは強みに変えられる!
受講生どうしでカウンセリングの練習をしたとき、練習相手から 「存在自体に安心感がある」 「ほっとする感じ、受け入れてくれる感じがある」 という言葉をもらいました。
精神科の看護師として15年以上、 患者さんを同士のように感じ、受け止め寄り添い、共に試行錯誤し支えていくという 私の大事にしてきた姿勢が伝わったという喜びを感じました。
これは長年、不安や緊張、劣等感を持ちながら生きてきた、 弱さを味方につけた私だからこそ持てる最高の強みでした。
これまでの辛かった出来事に感謝する気持ちが湧いてきました。 「こんな気持ちになるなんて」自分でも本当に不思議でした。
自分を応援してあげられる自分へ変化 充実感 自信 喜び
今までありのままの自分を否定して生きた私は、 自分の感情に気づき感じることで、自分の味方になり、 自分で自分を応援してあげれるようになりました。
自分の味方になることで、 「私は本当はこうしたい」という本音がちらほらと顔を覗かせるようになりました。
私は今まで無意識に自分に制限をかけていたんだと気づきました。 「このまま行っていたら、きっと人生の最後に後悔していたな」「気づいてよかった」
それからは、 最初は小さなことから、 「これでいいのか?」「本当はどうしたいの?」 と自分の気持ちを確かめながら行動することを始めました。
自分を大事にして生きていくと、自然と人にも寛容になりました。
「あなたはそう思うんだね」「そういう考え方もあるよね」 と思えるようになり、以前よりも人から受ける傷つきが減っていきました。
そして今は、 自分の人生を生きているという充実感と自信を得て、 自分自身の生きづらさの経験が同じように悩んでいる人の役に立つことの喜びを感じながら生きています。
経験を活かして悩んでいる人を救いたい
現在私は、 精神科で培ってきた心理療法や脳科学、コミュニケーションの知識を活かしながら、 一人ひとりに合ったメソッドを使い、 マンツーマンのカウンセリングを行っています。
不安や緊張、劣等感に悩んでいた以前の私のように、 生きづらさを抱えている人へ、
「弱さや短所は強みに変えられることを伝えたい」 「辛かった体験を無駄にはしない、感謝に変わるよう寄り添い導いていきたい」 「自分らしい自由な毎日を手に入れる道のりを応援したい」
そんな思いで活動しています。
どうか一人で悩まないでください。
もし、あなたが今、辛い気持ちを抱え、 「今の状況を抜け出したい」「自分を変えたい」と思っているのなら、 ぜひ、私と一緒に一歩を踏み出しませんか?
共に歩み試行錯誤していくことで、あなたの本当の力を発揮できるよう導いていきます。
コンプレックスを強みに変え、希望に満ちた人生を歩めるようサポートをします。
初めての方に安心してカウンセリングをうけていただけるよう お試しカウンセリングを行っています。 お悩みの克服にはカウンセラーとの相性も大事です。 話がまとまっていなくても大丈夫です 気軽におしゃべりにお越しくださいね。
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